台湾でオフィス探しをしている方必見 台北など賃貸オフィスの相場

台湾のオフィス街

台湾でビジネスを始める人にとってオフィス探しは悩む項目の1つではないでしょうか?そこで今回はオフィス探しの参考になる賃貸オフィスの相場についてご紹介致します。


1.エリアごとに雰囲気が異なる

台湾でビジネスを始める場合の多くが台北で事務所を構える想定をしているのではないでしょうか?
しかし、台北は12の区に分かれておりそれぞれで相場なども違います。これは東京の相場と言っても港区と江戸川区や足立区が違うようなものです。

まずは主なエリアごとの特徴をご紹介します。
信義区:台北101や大型デパートなどが立ち並ぶビジネスの中心的なエリア。今後も開発が進む予定。
中正区:台北駅のある中正区。台湾の政府機関などが集まる中心的なエリアです。
士林区:自然の多いエリア。有名な夜市があることでも有名。 台湾の夜市


2.家賃相場

台北の家賃相場はエリアごとにことなります。

・台北101、信義エリア新オフィスビルなど
 坪単価:4000~5000元
・台北市内の新オフィスビル
 坪単価:1800~4000元
・台北市内オフィスビル(築年数古め)
 坪単価:1200~1800元
・台北市内の住宅混合型のオフィス物件
 坪単価:1000元前後
参照:http://taiwan-lika.com/blog-entry-116.html


3.実際の家賃

家賃相場や坪単価はネットを見てもほとんど出ていません。そこで実際に台湾の賃貸オフィスの募集条件を見て相場観を確認してみましょう。
ある台湾の不動産会社のサイトを見ると信義区で下記の募集がありました。

坪数 家賃(台湾ドル) 坪単価(台湾ドル)
29 88000 3034
65 88000 1354
57 80000 1404
56 66999 1196
15 35800 2387
39 56000 1436
38 59000 1553
50 78000 1560
58 55000 948

平均すると坪単価1652台湾ドルです。
建築年数、階数、立地など考慮せずに計算しているので若干の差異がありますが参考地としては利用できるでしょう。

中正区はあまり募集がなく2件のみです。

坪数 家賃(台湾ドル) 坪単価(台湾ドル)
34 35000 1029
32 42500 1328

平均すると坪単価1179台湾ドルです。信義区より安いですね。

士林区に至っては募集物件がありませんでした。
オフィスを構える地域としては適さないのかもしれませんね。

台湾でビジネスを始めるにあたって事務所を構えるのは当然、敷金やオフィス家具などを揃える初期費用がかかります。
しかし、レンタルオフィスであれば事務所を構える場合と比べ断然安価にビジネスを始められます。
また、バーチャルオフィスプランでは台湾の駐在など不要で台湾の住所で法人登記をすることが可能なためリスクを抑えて台湾進出が可能です。

お問合せ・お申込み >>


投稿日: 2018/04/23